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お点前を披露する林代表と佐野首席領事、菊地援協会長、中山副領事ら
お点前を披露する林代表と佐野首席領事、菊地援協会長、中山副領事ら

茶道裏千家が初釜開く=約250人が心新たに

 茶道裏千家ブラジルセンター(林宗慶代表)の初釜新年会が11日、聖市のイベント会場で開かれ、約250人が新年を祝った。
 茶の間正面には干支であるひつじの置物と「身心一如」と記された掛け軸が掛けられた。林代表は、「禅語でいう「三昧」の意で、心が静かに統一されて他念がないこと、お手間と自分が一つになることを意味する」と解説する。
 装飾を手がけた武田清美さんは、「お点前を見るだけでなく、お茶室全体から気持ちを穏やかに新年を迎えてほしい」と初釜にかける思いを語る。
 林代表は「昨年は裏千家中南米普及60周年を迎えた。今年は心新たに茶道の心、日本の心をブラジルに浸透させていきたい」と今後の活動にも意欲を見せた。
 正午に行われた林代表のお点前には、佐野浩明首席領事、菊地義治援協会長、中山雄亮副領事が出席。涼しげながらも厳かな雰囲気が漂う竹や葉飾りがあしらわれた特設茶室で、参加者らは少将緊張した面持ちで林代表のたてた一服を楽しんだ。
 茶菓子には、梅の花があしらわれた落雁と干支のお菓子、初釜の代表的お菓子「花びら餅」が振舞われ、花びら餅の柔らかい求肥の食感と、薄紅色に染めた白味噌のほのかな香りが新年を迎える喜びを感じさせた。
 お点前の後には、会場を移して新年祝賀会が行われ、佐野首席領事・木多喜八郎・文協会長らが新年挨拶を行った。

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