東西南北

　サンパウロ州保安局は２３日、１５年１月分の犯罪白書を発表した。それによると、サンパウロ市での犯罪は軒並み減り、強盗殺人が前年同月比で３５・７％、自動車強盗が２０・４％、窃盗が１８・８％下がったのをはじめ、車中の品の置き引き、殺人、強盗もそれぞれ件数が下がった。また、州全体の犯罪件数も軒並み減少しており、増えたのは携帯電話強盗（１９・６１％）と積荷強盗（１・４％）のみだった。アレッシャンドレ・デ・モラエスサンパウロ州保安局長は今回の結果を、軍警の特別機動隊派遣などによる警戒強化などの対策を導入した結果だと見ている。こうした結果が毎月続いてくれれば良いのだけれど。
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　今月１４日に、アフリカのガーナからベネズエラの隣の仏領ギニアに留学するつもりが、ブラジルゴイアス州ゴイアニアに来てしまったことで話題を呼んだ教師のエマニュエル・アコマニさん（２９）が２３日、仏領ギニアへの航空券を手に入れ、無事に飛び立った。エマニュエルさんはサンパウロ州グアルーリョス空港で乗り継ぎを行おうとした際、旅行会社の手違いでゴイアニアに行くはめとなった。エマニュエルさんは「人生で一番おかしな体験だったけど、ゴイアニアの人たちの優しい手助けが嬉しかった」と語った。
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　２４日に１１・３ミリの降水量を記録したことで、カンタレイラ水系の水位は２５日もあがり、１０・８％を記録した。月間降水量は２７７・６ミリとなり、２月としては２００６年に記録した２８３・４ミリを抜き、この１０年間で最多降水量となる可能性が出てきた。サンパウロ市では２５日も強い雨が降っている。