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 第4回を迎えたイトゥー市少年サッカー大会。今回の参加は約110選手で、昨年より20人ほど下回った。というのも、年末はエボラ熱の世界的流行、年明けにはイスラム国による邦人人質事件が発生したため、そのあおりを受けて渡航に難色を示す父兄や、中東経由の航空便変更などの対応に追われたという。さほど当地と関係ない事案とはいえ、世界情勢に振り回された格好で少々お気の毒のような。
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 ブラジルを知る会(清水裕美代表)の『東日本大震災復興応援バザー』が8日に行なわれ、収益金が1万8508・26レアルとなったと連絡があった。「おかげさまで寄付品もたくさん集まり、また当日も大勢の方々にご来場いただくことができました」と喜びの声。昨年同様、被災地児童の学習支援を行っているNPO法人キッズドア(www.kidsdoor-fukko .net)に寄付するという。同会に限らずブラジルからの復興支援、まだまだ続けてほしいもの。
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 ゴイアス被爆事故を取材した東京在住のジャーナリスト西牟田靖さんは、昨年12月に『〈日本國〉から来た日本人』(春秋社、2052円)を刊行したばかり。70年代生まれの著者が、朝鮮半島南部に居住していた約20人に対して、戦前の日本人の生活や戦争が深まっていく中で変ってきた様子などを丹念に聞き取り、当時の様子を描き出す。加えて北朝鮮や満州引き揚げ者の話も書かれている。その他の著書に『僕の見た「大日本帝国」』(角川文庫、2010年)、『誰も国境を知らない』(朝日文庫、08年)、『ニッポンの国境』(光文社新書、11年)などの話題作も。

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