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担当者の熟練の腕をみようと、非日系が群がった
担当者の熟練の腕をみようと、非日系が群がった

ベレン日系協会=700人迎えて文化祭=文化展も非日系に大好評

 【パラー州ベレン発】ベレン日系協会(諸石輝雄会長)は3日午前10時より、汎アマゾニア日伯協会・神内講堂において「第16回日伯文化祭」を盛大に挙行した。

会場の様子

会場の様子

 在ベレン日本国領事々務所小林雅彦所長、垂井恒治副領事、阪野真司副領事及びその後任に着任した成塚純(なりづか・じゅん)副領事、生田勇次汎アマゾニア日伯協会々長、八巻孝雄日伯援護協会々長、山本陽三パラー日伯商工会議所第二副会頭ら約700人と、例年にない参加者を迎えた。
 開拓先亡者の霊に対して1分間の黙祷を捧げた後、会長と来賓の挨拶があり、ベレン琴の会による琴の演奏で開幕した。
 ベレン日語学校生徒によるコーラス、ダンスに劇、パラー・フラメンゴ愛好会によるダンス、ベレン民謡クラブによる日本舞踊、剣道部と空手部による型の披露、太鼓クラブ鼓ドンの演奏、ベレンカラオケ愛好会メンバーによる熱唱など、盛りだくさんのプログラムが披露された。
 折り紙と習字の日本文化展も来訪者の眼を楽しませており、担当者は嬉しい悲鳴をあげていた。また、担当者が慣れた手つきで繰り出す楷書や行書は若いブラジル人の人気を呼んでいた。
 突然、4人の若い中国人の大学生が担当者と筆談を始め、周りにいたブラジル人が興味深そうに見入るなど、印象的な光景も見られた。(パラー州通信員 下小薗昭仁)

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