ホーム | 文芸 | 刊行 | 壮絶な人生綴る随筆収録=谷口範之さん作品集第2弾

壮絶な人生綴る随筆収録=谷口範之さん作品集第2弾

自身二冊目の著書を持つ谷口さん

自身二冊目の著書を持つ谷口さん

 楽書き倶楽部や日系文学会員の谷口範之さん(90、広島)の作品集『雑草のごとく2』が刊行された。武本文学賞入選作品含む、随筆26本に加え5本の短歌を掲載。
 終戦後の壮絶な経験を「私のシベリア抑留記」、渡伯当初のアマゾン入植を「ガマ移住地移住記」(ポ語訳付)で綴る。
 その後のピエダーデでの農業生活を描く「バンコ・ド・ブラジル ソロカバ支店」「苺」等、自身の生涯を振り返るような作品になっている。
 谷口さんは「古い話も多いから、当時の手帳を見返しながら書いた。珍しい話もあるから若い人が読んだら驚くこともあるだろう」と語った。
 一般販売は行わないが、希望者は日毎叢書企画出版(11・3209・4954)まで連絡を。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 『西風』=巻頭に宮尾進さん追悼集=あの中村八大との秘話も2017年5月24日 『西風』=巻頭に宮尾進さん追悼集=あの中村八大との秘話も  西風会は『西風』第5号(207頁)を先月刊行した。毎月1回集まって議論をする私的な研究会で、体験談や調査内容を半年に一度ほど出版している。  5冊目の巻頭特集は、昨年10月30日に亡くなったサンパウロ人文科学研究所元所長で西風会の中心メンバーでもあった宮尾進さんの追 […]
  • 八木書店=400年前の「日葡辞書」刊行=リオで発見、原本を高精細カラーで2020年4月18日 八木書店=400年前の「日葡辞書」刊行=リオで発見、原本を高精細カラーで  古典や古文書の複製出版に取り組む八木書店(東京都千代田区)が3月30日、日本語にポルトガル語で注釈を付した『リオ・デ・ジャネイロ国立図書館蔵 日葡辞書』=写真=を刊行した。400年前に日本に来た宣教師が、布教や信者の告白を聞くために参照したとされるキリシタン版辞書。ロ […]
  • 森で光る菌を先住民と見よう=アマゾン研究所の石川さんが絵本=4言語「ひかるもり」刊行2020年3月28日 森で光る菌を先住民と見よう=アマゾン研究所の石川さんが絵本=4言語「ひかるもり」刊行  日英ポルトガル語の3カ国語と先住民のニェエンガトゥ語による絵本『ひかるもり』(全64頁)が、昨年11月に刊行された。出版記念のイベントで2月25日~3月7日まで訪日していた、アマゾナス州都マナウスの国立アマゾン研究所(INPA)で研究員として勤める石川カズエ・ノエミア […]
  • 松田潤治郎『ハチドリの歌』=自費出版文化賞特別賞を受賞2020年3月21日 松田潤治郎『ハチドリの歌』=自費出版文化賞特別賞を受賞  松田潤治郎さんが2013年12月に埼玉で自費出版した「ハチドリの歌」が第22回日本自費出版文化賞特別賞を受賞した。その功績を讃えて昨年12月15日、東京千代田区のアルカディア市ヶ谷で表彰式が行われた。  松田さんは1970年から通算17年間ブラジルで生活した経験を持 […]
  • 徳力啓三著=『知っておきたい日本の歴史』=薄くて充実、無料配布中2020年3月10日 徳力啓三著=『知っておきたい日本の歴史』=薄くて充実、無料配布中  2014年からブラジル日本会議の会長を務めてきた徳力啓三さん(79、三重県)が、昨年1年間がかりで毎月講演および座談会をしてきた日本史の内容を、この度一冊の本にまとめて『知っておきたい日本の歴史』として出版、希望者に無料配布している。  「日本の教科書を半分に抜粋し […]