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大耳小耳

 『朝陰』第433号(11月号)が発行された。ちょっと笑える生活風景を詠ったものとしては「極上の肉は最後にシュラスコ会」(西沢てい子)、「運動会八十路の翁が嫁探し」(林久美)など。ブラジル風情を感じるのは「飛ぶサビア道づれにして墓参る」(林田安江)、「抱き合へる恋のインジオに蛇鳴ける」「即席のぜんざいに似てアサイ汁」(大熊星子)など。ピエダーデのことだろうか「柿祭邦人村と人の言う」(花土淳子)、充実した読後感をかみ締めるような「百年の水流読み終へ月仰ぐ」(丸山和子)、「五木ひろしのショーを楽しむ春の夕」(玉田千代美)も最新の出来事。「老うほどに里恋う心鳥雲に」(城田みよし)も味わい深い一句。

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