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呉屋会長(中央)らによるケーキカットも
呉屋会長(中央)らによるケーキカットも

文協=600人が還暦の節目祝う=創立日に記念式典開催=古参会員の記念表彰も

 1955年12月17日の創立総会からちょうど60年―。ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)が創立60周年を迎えた17日、文協大講堂で記念式典を行なった。約600人が祝福に訪れ、創立会員5氏ら計59人を表彰した。

60周年を祝い乾杯!

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 和太鼓、健康体操といったアトラクションで式典が開幕。先没者へ黙祷が捧げられ、コーラス部の先導で両国国歌を斉唱した。来賓には飯星ワルテル連邦下議、中前隆博在聖総領事、県連、援協、アリアンサの各会長が祝福に駆けつけた。
 挨拶に立った呉屋会長は、「コロニアの中心として基盤を築いた文協だが、それは全身全霊で取り組んだ結果であり、奉仕の心で協力された方々に敬意を表する。初の女性会長として誇りを胸に、責任を持って任務を果たしたい」と語った。
 祝辞に立った中前総領事は、「日伯関係の強化に取り組み、重要な役割を果たしてきた。我々の誇る日本文化を普及する団体として還暦を迎えたことは喜ばしい限り」と称えた。
 節目を記念し59人が表彰され、創立会員(個人5、法人12)や歴代会長らに記念プラッカが贈られた。2013年に1億円を寄付した大塚商会の大塚実名誉会長、4度にわたり日本館の自費修復を請け負った中島工務店の中島紀于社長らも特別表彰された。
 創立会員で元文協評議員会長の原沢和夫さん(91、新潟)は、「初代会長の山本喜誉司博士に誘われて入会した頃が懐かしく、感謝の気持ちで一杯」と懐古した。ケーキカットで60歳の誕生日を祝い、多目的ホールでの夕食会へ。各氏が和やかに食事を楽しんだ。
 実行委員長を務めた林まどか副会長は、「呉屋さんの助けになればと思って」と、同じ女性として式典を支えた。「大きな団体を動かすのは大変。若い人の協力もあって無事成功した」と安堵していた。
 式典前には歴代会長の顔写真が並ぶ会長室で、前会長である木多喜八郎さんのプレートを除幕。アナリア君子夫人と出席した木多さんは、「偉大な先輩らに並ぶことができ光栄」と話し、関係者に感謝を示した。


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 文協の創立60周年式典で59人が記念表彰された。中には勤続15年以上の職員たちも。壇上で呉屋春美会長から記念プラッカを受け取り、熱い抱擁。呉屋さんからの感謝の気持ちに涙ぐむ職員もいた。そんな光景を見た参列者も、「影で支える人あっての文協なんだな」と強く実感した人も多かったはず。

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