ホーム | 2016 | 8月 | 27 (ページ 2)

2016年8月27日の記事一覧

サンタイザベル婦人会解散=憩の園へ3千レアル寄付=60年の歴史に幕閉じる

明坂英博世話役(左)、伊津野会計(中央右)、ミノダ副会長(右)

 サンパウロ市東部にある「サンタイザベル婦人会」及び同「親睦会」が解散するのに伴い、積立金3千レアルを寄付するため、サンパウロ市文協内にある救済会(佐藤直会長)の事務所を12日に訪れた。  同婦人会は1956年設立され、最盛期には会員は60人を越えた。会館こそ持たなかったが、場所を借用してバザーやビンゴ大会を催し、同地日系人の親 ...

続きを読む »

力行幼稚園が研修生募集=締め切りは9月16日

 ブラジル力行会(岡﨑祐三会長)が幼稚園研修生を募集している。応募資格は幼児教育の仕事を志し、当地に住む独身の一~三世。18歳から30歳まで。幼児教育に携わっているか、その勉強している者。日本語の素養あるもの(日語能力試験3級程度以上)。日本に身元保証人がいる者。  募集定員は2人。研修期間は17年年1月末から18年1月末までの ...

続きを読む »

蒸気機関車の旅へ=月末、歩こう会が

 リベルダーデ歩こう友の会(高木ラウル会長)が来月18日、蒸気機関車(マリア・フマッサ)と、無農薬農園を訪問する日帰り旅行を催行する。  機関車はサンパウロ州カンピーナスからジャグアリウーナまで。ビーラ山岸では各種無農薬野菜を栽培し、有精卵を生産する農園を訪問する。  午前7時にリベルダーデ広場発。交通費として会員160レアル、 ...

続きを読む »

大耳小耳

 無事閉幕したリオ五輪。開催を引き継いだ日本は2020年東京五輪・パラリンピック競技大会記念貨幣のデザインを24日に発表した。それも、リオから東京への引継ぎをテーマとし、桜と黄色のイペーの花が描かれているが、日本の日本人にどれだけ理解されるか。日伯外交120周年を記念して中平まりこさんが作詞作曲した「イペー音頭」には「イペーと桜 ...

続きを読む »

商議所=業種別部会長シンポ=「潮目に乗り遅れないで」=回復予測前倒しの業界も

「ブラジルは今、変わり目」という松永愛一郎会頭

 「リオ五輪を高いレベルで運営をやり遂げ、ブラジルの底力を世界に発信した。ブラジルは今、潮目、変わり目と捉えている。乗り遅れないようこの機会にしっかり現状認識を」―25日午後、サンパウロ市内ホテルで開催されたブラジル日本商工会議所の総務・企画委員会(大久保敦委員長)主催の業種別部会長シンポで、松永愛一郎会頭はそう挨拶した。当日は ...

続きを読む »

実録小説=勝ち組=かんばら ひろし=(11)

「ゴーッ」  砂まじりの風が通りすぎて枯れ草が宙に舞った。乾いた太陽がギラギラと輝いた。  厳重に固めた軍警兵の包囲の輪がジリッとまたひとつせばめられた。こちらの呼びかけには何の応答もなく、しんと静まり返った家の中からは物音一つ聞こえない。  こんな状況に業をにやしたか、既に屋敷際の木柵にとりついた一群が一斉に撃ち出した。  バ ...

続きを読む »