ホーム | 日系社会ニュース | いのしし新年会に100人=コロニア最古の干支の会
今年93歳を迎える中村(中央左)、高野両氏(同右)
今年93歳を迎える中村(中央左)、高野両氏(同右)

いのしし新年会に100人=コロニア最古の干支の会

 亥年生まれによる「いのしし会」(近沢宗貴会長)が1月20日夜、『第31回新年祝賀会』をサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館で開催した。
 同会は南米銀行の橘富士雄氏の提案で。1983年に発足。昭和天皇が崩御された89年、在ペルー日本大使公邸占拠事件の最中だった97年を除き、毎年新年会を開催している。
 コロニアにある干支の会としては最古の歴史を誇るという。当日は約100人の参加があり、規模としても最大といえそうだ。食事にビンゴに大いに楽しんだ様子だった。
 近沢会長は「未開催は過去2回だけ。継続でき誇りに思う」と開催に笑顔。「昨年は政治と経済が混乱した年だった」と振り返り、国勢の上向きを期待した。
 今回該当の亥年は5~105歳までだった。冒頭には参加者の内、最高齢93歳の高野ハルオ、中村勲2氏を表彰。一層、結束を深め来年の再会を約束した。

image_print