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(左から)平野専任理事、徳力会長、酒井副会長
(左から)平野専任理事、徳力会長、酒井副会長

日本会議総会=「日本の心を大事にする」=理念改訂で一新、予算は縮小

 ブラジル日本会議(徳力敬三会長)の定期総会が2月21日、文協ビル内の県連会議室で行われ、22人が出席した。役員改選、基本理念の改訂、2015年度収支報告、16年度事業予算案が議題となり、それぞれ承認を得た。
 役員改選では徳力会長の続投が決定。二期目に臨む徳力会長は「新たな行動理念のもと、日伯のために励みたい」と決意表明した。
 その理念とは『日本の心を大事にする』。昨年8月からの稟議を経て改訂された。日本の文化、歴史を研究し、伯国へ普及することを重視し、歴史勉強会や女性会員による絵手紙、書道教室など内向的な活動に力を入れていく。
 また本紙発行の「日本文化」や諸川有朋著の「日本人の特質」など、同会の理念に合致する書籍の宣伝、販売協力を行うとする「後援宣言」を採択した。
 改訂前の理念は『日本を良くする、ブラジルを良くする』だった。憲法改正運動や慰安婦問題抗議運動など、政治的な課題解決活動に重点がおかれていた。
 15年度は収入12万771レアル、支出10万1千241レだった。16年は金額によって特典が与えられる「特別会員制度」の廃止などにより、収入4万レと大きく予算規模が縮小した。
 支出は6万レ。機関紙「息吹」のポルトガル語版発行を休止するなど経費を削減し、2万レの赤字としている。
 16年度事業については、歴史勉強会や絵手紙講習会、日本から講師を招いての講演会など全85の行事を企画し、1720人の参加を見込む。
 総会後には懇親昼食会が行われ、会員らは親交を深めた。
 なお副会長には酒井憲司氏、専任理事に平野和則氏が選ばれ、以下の理事については後日任命、発表される。

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