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東西南北

 ジカ熱やデング熱の恐怖は依然続いているが、最近は、多くの死者も出ていることもあってH1N1型のインフルエンザが話題を奪いつつある。死者が55人に上る聖州でも事態は重く考えられており、4日からは医療関係者対象、来週月曜の11日からは、妊婦や幼児、高齢者、慢性病患者を対象とする予防接種のサービスが公立の医療機関でもはじまる。とりわけ妊婦には、ジカ熱感染に伴う小頭症の恐怖がある上に、インフルエンザの恐怖と、気が気でない状況が続くことにもなる。母子ともに健康な状態で出産することを願いたいところだ。
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 2010年3月に、大聖市圏オザスコで人気漫画家のグラウコとその息子のラオニさんを殺害したことで波紋を呼んだカルロス・エドゥアルド・スンドフェウド・ヌーネス受刑囚が4日、ゴイアス州ゴイアニアの監獄で殺された。同じ監獄の囚人との喧嘩の最中に、手作りの凶器で殺害されたという。同受刑囚はグラウコの運営する教会に出入りし、グラウコ親子を銃殺した後にパラナ州で逮捕されたが、精神疾患が認められ、治療後に釈放された。だが、14年にゴイアス州で起こした2件の強盗殺人事件と銃の不法所持で61年の刑を受けて服役中だった。
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 このところ続く、伯国の政治危機は、国内だけでなく、国外のメディアでも話題になることが多い。米国を代表する大型新聞のニューヨーク・タイムスは、3日付で悩めるジウマ大統領の姿を表紙にし、同大統領が直面している罷免の危機について伝えている。この2週間の下院での動きは世界中でも注目の的だ。

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