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富士山写真展をイパネマで=リオ五輪プレイベント=静新、本紙ら4団体共催

会場となるリオ市立マリリア・デ・ジルセウ小中学校の生徒たち(同校フェイスブックから許可を得て転載、2015年6月撮影)

会場となるリオ市立マリリア・デ・ジルセウ小中学校の生徒たち(同校フェイスブックから許可を得て転載、2015年6月撮影)

 リオ五輪のプレイベントとして、ニッケイ新聞と静岡新聞(提携紙)、リオ・デ・ジャネイロ日伯文化協会、リオ市立マリリア・デ・ジルセウ小中学校は共催で27日から5月11日までの2週間、同校内で「写真展=ポン・デ・アスーカルから富士山へ」を開催する。開幕式は27日午後4時から。在リオ総領事館後援。
 同校内のホール、廊下、教室内に約40点の富士山写真を展示し、生徒らの日本文化理解を促進するとともに、リオ五輪の雰囲気を盛り上げ、次回の東京五輪へ向けて「日伯の架け橋イベント」となることが期待されている。
 同ジルセウ小中学校は27日からの2週間を「日本文化週間」と定め、同写真展を中心に、日伯文化協会の支援により、俳諧の特別授業、折り紙、武士道やアニメに関する講演会などを行う。
 授業の中で、霊峰富士とリオを象徴するポン・デ・アスーカルをテーマにした水彩画を描かせ、同期間中に一緒に展示する予定。
 同校のすぐ北側にはファヴェーラ「カンタガーロ」「パヴォン」「パヴォンジーニョ」が続いており、生徒の8割はそこの出身者で、普段は日本文化と接する機会は少ない。生徒約400人、教師40人程度で、午前と午後の2部制。ボサノバの名曲「ガロッタ・デ・イパネマ(イパネマの娘)」の舞台のすぐ近くに位置する市立学校だ。
 富士山は日本の最高峰として古代から山岳信仰の対象となっており、「信仰の対象と芸術の源泉」として13年6月に「世界文化遺産」に登録された。その地元紙・静岡新聞によって撮影された美しい写真の数々は、季節によって様々な表情を見せる霊峰と市民の姿を見事にとらえている。
 同写真展は14年7月に『富士山写真展~世界文化遺産になった日本人の魂と文化』として県連日本祭りで展示され、多くの人が訪れた。同年11月のレジストロ灯ろう流しでも展示され、好評を博した。リオ五輪から東京五輪と続くこの機会に、生徒らの日本文化への興味をかき立てるイベントになりそうだ。
【会場住所】リオ市立マリリア・デ・ジルセル小中学校=地下鉄(メトロ)駅「イパネマ/ゼネラル・オゾリオ」から約100メートル(Escola Marília de Dirceu)R. Jangadeiros, 39 – Ipanema, Rio de Janeiro – RJ, 22420-010

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