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メール時代だからこそ絵手紙の温かさを

 先日、サンパウロ絵手紙友の会の生徒が、広島県安芸郡熊野町で開かれた絵手紙コンクールの受賞報告に来社した。一枚の手紙から、心のこもった温かな情感が伝わってくる。
 情報技術の発達や慣習の変化などによって、日本では人間関係が希薄化し、手紙を出すことはかなり希になった。年賀状発行部数も2003年をピークに減少傾向にあり、社交辞令上出していたとしても、パソコンで印刷した味気のないものがほとんどだ。見栄えはキレイで、物質的には豊かな感じがするが、精神的にはどうなのだろう。
 そんななかで、温かい言葉が手書きされた絵手紙は一層目を引く。効率化を最優先するご時勢からすれば、時代に逆行しているようにも見える。でも、絵手紙のあり方は人間関係の原点かも。皆さんも最寄りの教室で絵手紙を習い、思いを込めて描いてみては。(航)

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