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島津がSINC社を買収=投資額は1200万ドル

島津製作所とSINC do Brasilが握手する様子

島津製作所とSINC do Brasilが握手する様子

 計測・医療機器などを製造する島津製作所(本社=京都府)が4月12日、伯国の子会社「島津製作所ブラジル」を通し、科学機器会社SINC do Brasilを買収したと発表した。
 世界で1万1千人の従業員を抱える島津は、SINC伯国社合併により、販売体制の強化、世界展開のさらなる分散化によって顧客サービスの質向上を意図する。今後3年間で、子会社の35%成長を見込んでいる。
 同社広報文書によれば、的場俊英ブラジル社長は、総投資額は1200万ドル、19年までに市場占有率を拡大できる見通しとする。
 ブラジル社の中峯弘揮役員は「10月に吸収予定しています。9月までにバルエリに2700~3900平方メートルの施設も立てる予定。私たちの目標は島津の成長のため、改善された顧客サービスを提供することです」とのこと。
 島津ブラジルは1988年に聖市バーラ・フンダに設立され、高い科学技術や精密機械を組み込んだ医療・分析機器で技術革新をしてきた。
 伯国では主に「分析・計測機器」と「医療機器」の二事業を行う。分析機器事業においては製品開発や品質管理、大学研究に貢献する多数の分析技術を備えた高性能検査機器を提供する。医療機器事業では、診断所や病院に画像診断機器などの設備を販売している。
 今回の買収により、販路を強化し顧客に対し更なる付加価値を提供できる。同ブラジル社はリオ、レシフェ、ポルト・アレグレにも支店がある。

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