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日本祭を舞台に県人会の活性化を

 間近に迫った日本祭り。先日公開された主要舞台の演目をみると、伝統舞踊や演武が多いのかと思いきや、意外にも若者向けのダンスや歌などが目立った。市川実行委員長にその理由を聞くと、来場者の60%強が20代から30代の若年層であることや、新たな時代に合わせて刷新を図ってきたためという。
 一世が高齢化して日系社会が転換期を迎える今、「待ちではなく攻めの姿勢が必要だ」と市川さん。地域の公立学校教員らを招聘し、小中学校の生徒の同祭への参画につなげようとするなど、将来に向けた様々な取り組みをしている。
 多くの県人会では後継者育成に困難を抱えている。でも会を盛り上げていくことは、将来の日本祭りには不可欠だ。青年部が中心になって県人会ブースを使って楽しく実行するような企画、それが次世代育成に欠かせないのでは。(航)

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