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 先月末行われたあけぼのホームの運動会では、15年間に渡って同施設のボランティアとして散髪サービスをしてきた秋田邦昭さん(高知、71)が、サンパウロ援護協会からその功績が認められ表彰された。受賞を受け、「大変光栄に思う。これまで支えてくれたモジ市の皆さんに感謝したい」と語り、入居者らとともに喜びを分かち合った。秋田さんは、モジ市内で4店舗も美容院を経営する傍ら、月一回同施設を巡回。そのほか、知的障害を抱える特別養護学校で30年間に渡って散髪のボランティアをしているという。
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 伯初公演を行ったダンスユニットとリトモ。見事なコラボと思いきや、共演を始めたのは昨年末からとか。リトモさんによれば「ダンサーとの共演は何度もあるが、相性が合う経験はあまりなかった。でも、このユニットは別。音楽をどうダンスで表現するかを常に意識していて、非常にやりやすい」と語り、互いが共演による相乗効果を心の底から楽しんでいるようだ。演者である彼ら自身がパフォーマンスを心の底から楽しんでいたからこそ、それに惹きつけられた観客が一体となったパフォーマンスが生まれたのかも。

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