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フジモリ元大統領恩赦申請=ペルー、実現は困難か

 【リオ・デ・ジャネイロ共同】ペルーのカテリアノ首相は23日、在任中の人権侵害事件で禁錮25年の刑に服しているフジモリ元大統領(77)が法務省に人道的恩赦を申請したことを明らかにした。
 ペルーでは28日にウマラ大統領が任期満了で退任し、クチンスキ元首相(77)が新大統領に就任する。ウマラ氏は2013年に恩赦申請を却下、クチンスキ氏も否定的で、申請が認められる可能性は現時点では小さい。
 首相はツイッターで「憲法と法律に従って手続きが進められる」と述べた。元大統領は舌の腫瘍の手術を受けたことがあるほか、高血圧などの持病があり、入退院を繰り返している。長女ケイコ・フジモリ氏ら家族は12年、病気の悪化を理由に人道的恩赦を政府に求めたが、ウマラ氏が13年、認めないと決定した。
 今年6月の大統領選決選投票でケイコ・フジモリ氏を破ったクチンスキ氏は、恩赦を否定した上で、高齢の受刑者全般の自宅軟禁を定める法律が国会で可決されれば署名する考えを示している。
 22日には首都リマで元大統領の釈放を求める支持者らがデモ行進した。

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