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パラナで第32回スピコン=全伯予選兼ね21人が出場

全伯大会への出場権を獲得した武富さん

全伯大会への出場権を獲得した武富さん

 パラナ州ロンドリーナ市のロンドリーナ・モデル校講堂で2日、第32回パラナ州スピーチコンテストが行われた。パラナ日本語教育センター、パラナ連邦大学公開日本語講座、クリチバ文化援護協会日本語講座、パラナ日伯文化連合会の共催、後援は在クリチバ総領事館、国際交流基金。
 開会あいさつで折笠力己知パラナ日伯文化連合会長は、「コンテストは32回目を迎えた。出場者も21人と、ここまで大きい大会になったことは誇らしい」と規模拡大を喜んだ。池田敏雄総領事も登壇し、「外国語学習は簡単ではないが、自転車のようにその能力は一生もの。今日は頑張ってください」と激励した。
 17日には全伯スピーチコンテスト(北大河州ナタル)も行なわれる。その予選会も兼ねるパラナ州大会では技能レベルの高いA組が5分、B組が3分発表し全伯大会出場権を争った。他にもC組が2分、日本経験の長いD組(特別参加)が5分の持ち時間で発表した。
 審査は内容、文法力、発音、発表態度の4点から総合的に審査された。全参加者の発表後、クリチバ連邦大学公開日本語講座でも講師を勤める南パラナ日本語教育センターの斉藤美代子センター長が講評し、「暗記しているため早口の人もいたが、練習が大事。全体的には良かった」と語った。
 B組優勝者は「くさやと雪だるま」を発表した武富静江さん(25、三世)で、日本での楽しかった留学経験を語り会場を和ませた。A組で優勝したヴィニエヴィスキ・マテウス・アウグストさん(24)の「リオのオリンピックでの経験」と題した発表では、「4年後の東京五輪でボランティアとして活躍したい」と語り会場から拍手が贈られた。
 見事全伯大会の出場権を勝ち取ったのは武富さんだった。武富さんは本紙取材に「優勝すると思わなかった。全伯大会に出るとなると、今から緊張してしまう」とはにかんだ。

 

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 パラナスピーチコンテストの出場者は、「ゲームへの偏見撲滅」や大学の卒業研究で得た経験など、個人の経験から得た考えや訴えを個性的に語った姿が印象的だった。D組に出場したロンドリーナ・モデル校の林マルコス・パウロ校長(26、三世)は本紙取材に、「出場者は舞台に立つのだから、きれいな作文ではなく自分が伝えたいことを話してほしい」と期待。個性を武器に全伯大会でも活躍を!

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