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クルゼイロ大日語教師科=新学期の入学者を募集中

スエリ総長(中)と懇談した梅田大使(当時)。右は中前隆博総領事

スエリ総長(中)と懇談した梅田大使(当時)。右は中前隆博総領事

 クルゼイロ・ド・スール総合大学が来年2月から始まる、日ポ語教師課程の入学者を募集している。リベルダーデ校で4年間修学すると公式免許が取得できる科目の開講を前に、新学期の直前まで随時試験が行なわれている。
 同科はブラジル・パンアメリカン日系人協会の要請を受け新設された。今年2月の開講を目指したが、大学側が開講目安とする生徒数30人に及ばず見送りとなった。80人が試験を受け、合格者の内20人が進学を希望していた。今年はこれまでに48人が受験。25人が合格し内5人が入学申請をしている。
 本格始動に先立ち、汎米協会は日本政府との連携も模索している。5月には、矢野敬崇会長らが梅田邦夫大使(当時)らと意見交換の場を持った。
 JICAや国際交流基金も同席したその会合では、大使から激励の言葉があり「何かお手伝いできれば」と賛同を得た。翌月には大使が学校を訪問し、スエリ・クリスティーナ・マルケシ総長とも懇談したという。
 開講に当たっては大学側も期待を寄せている。昨年の受験者は非日系が7、8割を占めたことが驚きだったようで、80人という受験者数をもっても「新設コースにしては反響が大きい」と話している。
 また6期(3年)2800時間だった教育課程が、教育省の定める規定に合わせ8期(4年)3200時間に変更された。詳細や受験日程はサイト(www.cruzeirodosul.edu.br/graduacao/curso/letras-portuguesjapones/)で確認できる。
 なお直近の試験は11月13日を予定している。

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