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移民史の語り部を育てる時代に

 沖縄県留学研修生OB会は、先祖の遺産継承をテーマに国際フォーラムを開催した。そのなかで移民史研究者から、「歴史の暗部は語られないことが多い。でも、私たちには祖先の歴史を知る責任がある」と語った。
 同県人会では、アルゼンチン沖縄県系人が来伯し、軍政下で失踪した日系人のドキュメンタリー映画が公開されたばかり。参加者からは「沈黙は破らなければ」といった声が相次いだ。
 オーリャ子の暮らした広島市では、被爆体験者の高齢化を受け、市が伝承者育成事業に乗り出している。週末には平和記念資料館で、当時の様子を若手の『語り部』が当時の様子を伝えている。
 一世高齢化と同時に、祖先の歴史や日本語の分からない世代が育ってきている日系社会。若手の『語り部』を育成し、移民史料館などで週末に講演会を開くなど、祖先の記憶が風化しないような取組みを始めてみては。(航)

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