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東西南北

 大サンパウロ市圏オザスコが現在、汚職スキャンダルで揺れている。市議会で、架空の職員を雇っているように見せかけ、2100万レアルを横流ししていた疑いが表面化し、これに21人いる市議のうち、13人が関与したと見られている。7日現在までにそのうちの10人が逮捕されているが、残り3人の中には、10月の選挙で当選し、1月から市長になることが決まっているロジェリオ・リンス氏が含まれており、警察が捜索を継続している。警察によると、今回の件は選挙での違反ではないため、リンス氏が逮捕されても、当選は無効にはならないとのこと。同件の裁判での結果次第だろうが、市民としては複雑か。
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 昨日付本紙の本欄で報じた、ジョアン・ドリア次期サンパウロ市市長がヴィラーダ・クウツラルを南部インテルラゴス・サーキットでの大イベントに変えたい意向を持っているとの報道について、同氏や次期文化局長のアンドレ・ストゥルム氏が報道内容を訂正した。それによると、新しいヴィラーダはインテルラゴス中心に行われるものの、セントロ(中央部)でも、サンパウロ市立劇場などでのイベントは従来通り行うという。いずれにせよ、派手でにぎやかな感じにはなりそうだ。
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 サンパウロ市交通局が8月から10月の同市内の主要な通りでの交通事故の死者数を発表した。1位になったのは極南部のインテルラゴス大通りで、7人が亡くなっていた。同大通りは、奇しくもドリア氏がヴィラーダ開催を希望するサーキットの近く。夜通しの大量集客のイベント化は必至だが、警備や交通面で課題が生じそうだ。

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