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さらなる日伯関係の強化へ=ブラジル駐箚日本国大使 佐藤悟

佐藤悟大使

佐藤悟大使

 新年明けましておめでとうございます。
 私は、昨年11月半ばにブラジル駐箚日本国大使として着任致しました。
 これまで30年余りにわたり、主要な節々で外交官として、ブラジル、中南米に関わる仕事をしてきました。1995年の日伯修好100周年、1997年の天皇皇后両陛下のブラジル御訪問、2008年の日本人ブラジル移住100周年は忘れがたい出来事でした。
 そして、この度、ブラジルが新しい時代に向けて歩み始めているときに、駐ブラジル大使として在勤できることを大変嬉しく思います。
 昨年8月のリオ・オリンピック大会には、安倍総理がブラジルを訪問し閉会式に参加しました。そして10月には、テメル大統領が正式就任から2カ月足らずの早い段階で、ブラジル大統領として11年ぶりに日本を公式訪問されました。
 その機会に両首脳は、日本とブラジルが自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有し、国際社会において大きな責任を持つ、戦略的なグローバル・パートナーであることを再確認しました。
 昨年、ブラジルは、リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックの素晴らしい大会を開催しました。オリンピックの開会式で披露されたブラジルの歴史についての素晴らしいパフォーマンスの中では、日本からの移住者がブラジルの国造りに果たした貢献が大変印象的に表現されていました。
 まさに日本とブラジルの間の伝統的友好協力関係と日系社会を通じた「特別な人的絆」を世界に示したものと言えます。オリンピックの際には、選手団を含め大変多くの日本人がブラジルを訪問し、各地で日系社会に温かく迎えて頂きました。この場をお借りして感謝を申し上げます。
 今年は、2018年日本人ブラジル移住110周年をしっかりと視野にいれながら、日伯関係を一層強化するよう努めてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
 本年も日系社会の皆様の益々のご健勝をお祈り致します。

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