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《ブラジル》テメル政権を来年まで続かせる詰めの一手

モラエス氏とロボン氏(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)

モラエス氏とロボン氏(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 テメル政権は来年まで続きそうだ――年始は1年の政治の骨組みを作る時期であり、ムリヤリ一言でまとめるとそんな印象だ。その詰めの一手といえるのが、モラエス法相を最高裁に送り込む人事だ。これは将棋でいう「詰め」の感じがする▼最高裁は「閣僚特権」がある政治家の捜査を許可できる唯一の機関であり、有力政治家には最も怖い存在だ。だがカルメン・ルシア判事が最高裁長官になって以降、テメルの根回しがひんぱんに行われている雰囲気が強い。昨年末のレナン上院議長留任しかり、マイア下院議長が憲法で禁止されているはずの続投を認めた法律解釈しかり。モラエス法相の指名を好感する反応を出したことも

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