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《記者コラム》この人が「ボルソナロの次」の救世主?

ジェンチーリ(Twitter)

ジェンチーリ(Twitter)

 今年の3月、コラム子の目と耳を疑うニュースが飛び込んできた。そして、もう失笑するしかなかった。それは、政治団体「ブラジル自由運動(MBL)」が、22年の大統領候補としてダニーロ・ジェンチーリ(Danilo Gentili
)を求めている、というものだ。
 このジェンチーリなる人物。「どういう政治家?」と思う人もいるだろうが、政治家でもなんでもない。彼の職業はズバリ、「コメディアン」。SBT局の深夜のトークショー「ザ・ノイテ」の司会者だ。
 そのジェンチーリだが、政治的な活動もしていないし、今のところ大統領選への出馬の意向も口にしていない。ただ単に「保守の論客」として知られ、それ以上に「女性蔑視的な騒動」の方が有名だ。
 そのうちもっとも大きなものは2017年に、マリア・ド・ロザリオ下議に訴えられたものだ。過去に、後のボルソナロ大統領とも口論をやりあった左派政治家きっての論客である彼女のことを、ジェンチーリはツイッターで罵り続けた末、彼は名誉毀損で訴えられてしまった。
 これに激怒したジェンチーリは裁判所からの訴状を破り、それを自身の性器に触れるようにズボンの中に入れた。これで訴訟は悪化。現在までまだ係争中だ。
 このほか、同じく左派女性下議のサミア・ボムフィン下議を「デブ」と称したことで訴えられたり、

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