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聖市カルモ公園の桜を診る=JICAから菅谷さん派遣

左から清水さん、菅谷さん、矢野会長、伊藤理事

左から清水さん、菅谷さん、矢野会長、伊藤理事

 聖市内カルモ公園の桜の樹の診断のため、日系社会シニアボランティアの菅谷行博さん(63、長野県)が先月31日に来伯した。菅谷さんは9月29日までの半年間滞在し、土壌や水質調査なども行う予定だ。
 同公園桜植樹委員会(矢野ペドロ会長)が園内の桜が弱っているのを見つけ、約2年前からJICAに専門家派遣を要請していた。矢野会長は「JICAの支援をえて、菅谷さんに来てもらって本当にありがたい」と喜んだ。
 菅谷さんは東京農工大学を卒業後、東京都江東区河川公園課に約5年勤め、長野県庁林務部に入った。その後長野県林業総合センター所長、財団法人長野県緑の基金常務理事を務めた。昨年5月21日~6月5日には同県で『第67回全国植樹祭』が行われ、天皇皇后両陛下が来場し約5万人が参加する大きな祭典となった。菅谷さんは緑の基金の常務理事として、県の自然環境の宣伝や緑の羽募金を行った。
 菅谷さんは桜について「横の成長が見られず、苔がたくさん付いている。桜は回復が遅いこともあって、だいぶ桜は病気で腐っている部分がある」との現状を明かした。
 菅谷さんは園内の桜の「樹木カルテ」の作成を予定している。「どんな状態か、肥料を与えた後の反応はどうだったかなどの情報をまとめ、後で桜の管理をする人の参考になるものを残したい」と語った。

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