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日本の特撮ヒーローが道徳のモデルに?

 日本の特撮ヒーロー番組の放映権をとって、ブラジルで放送してきた江頭俊彦さんが講演会を行った。会終了後、参加したファンが江頭さんのもとに集まり、熱心な様子で番組放送に感謝を述べていた。
 江頭さんによると、「スーツをビシッと着こなしたブラジル人から『ヒーローから努力する姿勢を学び、仕事で昇進ができた』と言われた」とか。思わぬところで、視聴者の人生に深い影響を与えていたようだ。
 日本のヒーローがブラジルで流行った当時、子ども向けの番組は少なかったそうだ。ブラジル人特有の処世術「ジェイチーニョ」ではなく、「勧善懲悪」を直球で伝える日本のヒーローは、強烈な印象を子供心に残したはずだ。
 子どもの頃の影響は根強く残り続ける。もしも継続して放送されていれば、興味深いことに、日本のヒーロー番組がブラジルでは「道徳的な教育番組」の役割を担っていたかもしれない。(雪)

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