【既報関連】9日に高等選挙裁判所(TSE)で行われた、2014年大統領選でのジウマ/テメルのシャッパの当選無効を問う裁判は、判事投票4対3で「当選有効」が成立した。だが、その裁判のやり方を巡る国民の不満は大きく、今週中にテメル氏を起訴する予定のロドリゴ・ジャノー検察庁長官と大統領の攻防も激化の様相を見せそうだ。10~12日付現地紙が報じている。
10日付本紙でも報じたように、報告官のエルマン・ベンジャミン判事は4時間かけてジウマ/テメル・シャッパの当選無効を激しく主張した。だが、8日に「オデブレヒト社からの報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を裁判材料に含めない」と主張した4人の判事によって覆された。