テメル大統領が現役大統領としては初めて起訴された26日、ブラジル国内ではジャノー検察庁長官がどんな内容で起訴するかといった憶測が広まったが、市場は平穏な動きを見せたと26日付現地紙サイトが報じた。26日のサンパウロ証券市場の指数は1・8%上昇し、為替は1・13%のドル安で取引を終えた。
ジャノー長官が27日までに起訴状を提出する事は、最高裁のファキン判事が5日間と期限を決めた時点で確実視されており、26日の起訴状提出には誰も驚かなかった。市場関係者は「この件はもう価格に織り込み済み」と表現した。