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《ブラジル》大規模飛行機事故から10年経過=関係者無罪判決に不満の遺族

事故直後、飛行機がぶつかり炎上する近隣のTAM社の建物(Milton Mansilha/Agência Lusa)

事故直後、飛行機がぶつかり炎上する近隣のTAM社の建物(Milton Mansilha/Agência Lusa)

 7月17日、199人の犠牲者を出したサンパウロ市コンゴーニャス空港でのTAM機事故から10年が過ぎたが、未だに誰も事故の責任を問われていないと16、17日付現地各紙・サイトが報じた。
 2007年7月17日、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市からサンパウロ市に向けて飛行していたTAM3054便は、コンゴーニャス空港の滑走路で停止しきれず、近接の大通りに飛び出して、TAM社の建物に衝突。機体は炎上し、機内にいた187人全員と、地上にいた12人が死亡した。

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