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アルゼンチン潜水艦事件=「任務の度に死を覚悟」=乗組員の親族が次々に証言

 【既報関連】15日から行方不明になっていたアルゼンチンの潜水艦「ARAサンフアン」について、同国海軍は23日に爆発事故を起こしていた可能性を認めたが、この潜水艦はかねてから事故を起こす可能性が懸念されていたと、24日付現地紙が報じている。
 23日にアルゼンチン海軍が、ARAサンフアンの到着予定地だったマル・ダ・プラッタで会見を行い、最後の交信直後に爆発した可能性を伝えると、現地に集まっていた、44人の乗組員の親族たちは悲しみで泣き崩れ、「お前たちが息子を殺したんだ」などの怒号で騒然となった。
 乗組員のひとり、ヘルマン・スアレスさんの妻イタティ・レギサモンさんは、このARAサンフアン号は15年前に作られた古いもので、2014年にも潜水時に重大な問題が発生したが、その当時の政府によって隠されていたという。
 「この潜水艦に乗るときはいつも、ロシアン・ルーレットのような気分だった。夫はこの号での任務があるたびに死を覚悟し、永遠の別れでもあるかのように振舞っていた」とレギサモンさんは語っている。
 また、同じくARAサンフアンの乗組員だったペドロ・マルティン・フェルナンデス司令官の母親も、同司令官が同様の話をしていたと証言している。

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