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ベレンで百歳表彰、岩崎保さん=今も現役で仕事バリバリ

受章を喜ぶ岩崎さん(中央)

受章を喜ぶ岩崎さん(中央)

 【パラー州ベレン発】平成29年度100歳以上の高齢者表彰式(百寿祝い)が18日午前11時より、パラー州ベレン市のアセンブレイア・パラエンセのスポーツセンターで行われた。該当者の岩坂保さんは熊本県玉名郡南関町出身で、1917年11月18日生まれ。在ベレン領事事務所管轄内で唯一の受賞者となった。
 百歳表彰式とは、多年にわたり社会の発展に寄与してきたことを感謝し、当該年度中に百歳を迎える高齢者に対し、内閣総理大臣からのお祝い状及び記念品(銀杯)を贈呈するもの。今回の対象者は、1917年4月1日から18年3月31日までの間に出生し、今年9月15日現在において存命の方。
 岩坂保さんは55年1月22日ブラジル丸で渡伯し、パラー州ベルテーラ市のゴム園に入植。その後、商業、精米、運送業を経て、2003年にベレン市に移転。11年1月には、パラー州名誉市民章を受賞した。
 百歳になった現在も精力的に商業に従事しており、中でも、タバコの香料になる「クマルー」という実をアレンケールから船でベレンに持ち込むなど、高齢ながら今も現役で商売を続けている。
 百歳になってもなぜ商売するのかとの問いに、「取引とは相手がいる。相手の要求にただ応えているだけだ。男なら頼られていることは幸福だよ。私は原始林で採集している人の苦労も経験している。苦労と人はいうが、経験は喜びでもある。」と語った。
 濱田圭司ベレン領事事務所長より祝状と銀杯が伝達された。(下小薗昭仁 パラー州通信員)

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