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JICA=「正しい剣道の普及を」=学生剣士6人が各地で指導

案内のため来社した一行

案内のため来社した一行

 国際協力機構(JICA)の短期日系社会青年ボランティアの一環として、ブラジル剣道の発展に資することを目的に、全伯各地で指導・交流を行うため、筑波大及び獨協大の学生剣士6人が、20日に来伯した。
 一行は約1ヶ月の間、聖市の文協や三重県人会館を中心に、スザノ市、ブラジリア連邦直轄区、パラナ州ロンドリーナ、サンタ・カタリーナ州クリチバーノス市など各地を巡り、稽古を行う。
 これは、今年9月に韓国で開催される『第17回剣道世界大会』に向けて、ブラジル剣道の水準向上を図ることを目的としたもの。試合前の8月にも、第2次短期派遣団が送られる予定だ。
 当地には、ブラジル剣道連盟の加盟道場が全伯に50あり、加盟数約900人に上る。世界大会でも2、3位を争う強豪国ではあるが、剣道人口は推定3千人近くに及び、地方では指導方法にバラつきがあるという現状もあるという。
 ブラジル剣道連盟の蛯原忠男会長は「筑波大は剣道の強豪校で、非常に頼もしい若者たち。交流を通じて、世界のレベルを肌身で感じる貴重な経験を得られるのではないか」と期待を滲ませた。
 派遣団として来伯したのは、独協大の吉村亜紀子さん(23、3年)、筑波大の吉岡将輝さん(22、4年)、佐藤祐太さん(20、2年)、藤本若さん(20、2年)、金田日菜子さん(20、2年)、進藤暖佳さん(21、3年)の6人。
 派遣団のリーダー格である吉岡さんは「小さいときから自分達の上達のために研鑽を積んできたが、指導するのは今回が初めて」といい、「稽古を通じて、互いに学びあえれば」と背筋を正した。

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