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『闇の一日』上映会24日=奥原監督、保久原氏講演も

『闇の一日』の撮影の様子(IMJ提供)

『闇の一日』の撮影の様子(IMJ提供)

 勝ち負け抗争を描いた映画『闇の一日』(奥原マリオ純監督、2012年)の上映会と講演会が24日(土)午後3時から、サンパウロ市の沖縄県人会本部(Rua Tomaz de Lima, 72, Liberdade)で開催される。入場無料。
 終戦直後の勝ち負け抗争における脇山甚作殺害事件の実行者の一人、日高徳一さんを中心に当時の社会背景を解説したドキュメンタリー作品だ。
 当日は奥原監督による講演が行なわれる。監督は、2015年12月に戦争前後の日本移民迫害に関する連邦政府の謝罪を要求する訴訟を起こしており、その後の進展などが語られる。
 加えて、エスタード紙論説委員の保久原ジョルジ淳次さんも講演する予定。保久原さんは、臣道連盟会員だった父の生涯を中心に家族の歴史を描いたポ語著書『O Sudito: Banzai Massateru(臣民=万歳、正輝)』を07年に発表。その後は戦争中の日本移民迫害などの調査も行なってきた。

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