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《ブラジル》INSSが老齢年金などの申請簡略化=ネットか電話で手続き終了

 国立社会保険院(INSS)が支払う社会保障費の内、老齢年金と出産手当の受給申請が容易になった。
 21日付のアジェンシア・ブラジルなどによると、従来は、最寄のINSSのポストまで出向いて手続きを行わなければならなかったが、21日以降は、INNSのサイトMeu INSSか、電話135で手続きが出来るようになった。
 ただし、当面は、インターネットや電話で受給申請が出来るのは、老齢年金と出産手当だけだ。
 老齢年金の場合、電話などで受給申請できるのは、15年以上積み立てており、女性は60歳、男性は65歳を超えた人で、まだ退職していない人に限られる。これ以外の条件で老齢年金の受給を希望する場合は、INSSに出向いて手続きを行う必要がある。
 また、出産手当の場合は、子供の出生証明書の情報と母親の勤務先の情報を確認するだけで手続きが完了する。
 子供が生まれる前に手続きを行った場合や、書類に不備があった場合などは、該当システムによって分析部門に転送され、INSS職員の対応を待つ事になる。職員との質疑応答で解決しない場合は窓口に出向く必要があるが、その場合も、どこのINSSに何の書類を持っていけばよいかまで説明してもらえるので、2度も3度も足を運ぶ必要はなくなる。
 電話による申請は、月曜日から土曜日の7時から22時の受付となる。固定電話や公衆電話からの通話は無料だが、携帯電話の場合は市内通話の料金がかかる。
 インターネットや電話による対応は、窓口が混雑して対応が遅れるのを避けるためだ。従来のシステムでは、受給申請者は予め予約を入れてからINSSに出向き、書類審査などを受けていた。INSSでは、全ての手続きの15~20%はこれらの方法で対応できるようになると見ている。
 また、インターネットや電話が使えないという人も、予約は不要となるので、直接窓口に行けばよくなる。
 INSSでは、それ以外の年金や手当ての払い出しについても、数カ月以内に手続きの簡略化を図る意向だという。

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