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米国不法入国者=隔離中のブラジル人子弟58人=外相が4日から直接視察に

 【既報関連】トランプ政権が逮捕した不法入国者の子供が隔離、拘留されている問題で、テメル大統領はペンス米国副大統領に特別な配慮を要請したが、ブラジル人子弟の数は58人に増えたと29日付ブラジル紙が報じた。
 不法入国者の親子隔離は国際的な批判を浴び、24日付ニューヨークタイムスが報じた、ブラジル人のリジア・カリーナ・ソウザさんが5月30日に別れたままのジエゴ君(9)に「どんな方法を使ってでもあなたを自由にするからね」と語りかけた様子は、シカゴの連邦裁判事の心を動かした。同判事は28日に、同君を母親の許に帰すよう命じた。
 リジアさんは逮捕時に米当局に避難所提供を申し入れており、9日にテキサス州の施設から出所した後は、ボストン近郊の親戚宅に住んでいる。
 親と隔離・交流されているブラジル人子弟の数は、米国が49人と伝えてきた後も増え、ジエゴ君開放前の時点で58人になっていた。
 26日には別の連邦裁判事が、親から隔離されている子供2千人について、5歳以下の子供は14日以内、それ以外の子供も30日以内に親許に帰すよう命じている。
 子供の隔離問題はブラジル政府も憂慮しており、テメル大統領も米国副大統領に帰国用の飛行機派遣などを申し入れた上、29日に、外相を派遣し、実態を確認する事も決めた。アロイジオ・ヌーネス外相は、7月4日に米国に赴く事になっている。

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