リオ市議会は12日、賛成16、反対25で、マルセロ・クリヴェラ市長(ブラジル共和党・PRB)の罷免手続き開始申請を棄却したと、13日付現地各紙が報じた。
発端は先週、リオ市庁舎で開かれた、「エヴァンジェリコ」とも呼ばれる過激なプロテスタント宗派関係者との会合で、ユニバーサル教会の休職牧師でもある同市長が、「聖職者や信者は無料かつ優先的に白内障や静脈瘤の手術を受けられる」とか、「宗教施設の固定資産税を合法的に免除とする」などと発言したことだ。同市長は自分と同じ宗派への〃えこひいき〃を否定し、会合の目的は、出席者たちにリオ市の会計を公表し、社会福祉政策を紹介することだけだったとしている。
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