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 俳誌『朝蔭』465号が7月に刊行された。《秋深し蒸かし肉まん恋しくて》(バストス、藤田克椰)。東洋街では中華食材店には各種肉まんが並んでおり、ダイソーでレンジにかけられるプラスチック容器を買ってきてチンすれば、蒸かさなくても簡単に食べられる時代に。5月の鯉のぼりはなかなか当地で見ることができない。それゆえ《鯉のぼり瞼の裏にはためける》(ルセリア、中山哲弥)には納得。《旅人として夕焼けに立つ故郷》(サルトデピラポーラ、百合由美子)も味わい深い作品。《雛壇に西洋人形飾る孫》(グアルーリョス、立石紀子)も移民家庭らしい光景。《避寒宿焼ピラルクーと鰐刺身》(サンパウロ、小橋矢介夫)はどこのリゾートか。ワニの刺身はかなり珍しいのでは。

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