ブラジルのボルソナロ次期大統領は5日、「地理統計院(IBGE)の出している失業率は茶番だ。算出方法の変更を望む」とTVインタビューで語ったと、6日付現地紙が報じた。
ボルソナロ氏は、「IBGEは、失業者ではなく、就業者の数に焦点をあてたデータを公表すべき」とした上で、「ボルサ・ファミリア(生活扶助)や、失業保険の受給者、1年以上就職活動をしていない人々は『就業者扱い』にすべき。そうした上で、失業率ではなく、就業率を出すべきだ。そうやってブラジルの実態を示す事は難しいことではないはずだ」との珍説を披露した。
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