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ベルリン=ファッション・ウィークでボウソナロ批判=モデルたちが過去の問題発言掲げる

ボウソナロ氏の問題発言を英語で書いた段ボール紙を持って歩くモデルたち(15日付DWサイトの記事の一部)

ボウソナロ氏の問題発言を英語で書いた段ボール紙を持って歩くモデルたち(15日付DWサイトの記事の一部)

 現在開催中のベルリン・ファッション・ウィークで、ブラジル人デザイナーのキャットウォークの際、モデルたちがブラジルのジャイール・ボウソナロ大統領に対する抗議を示した。
 14日はブラジル人デザイナー、アリーネ・セリによるファッション・ショーが行われたが、参加したモデルたちの中に、横長の段ボール紙を持ってキャットウォークを歩く人たちが見受けられた。
 そこには英語で「彼女は醜いからレイプをする価値もない」「軍事政権時代の過ちは、(政治犯を)拷問しただけで殺さなかったことだ」という、過去にボウソナロ氏が行い、批判を浴びた代表的な発言が書かれていた。前者は、2014年12月に下院議員のマリア・ド・ロザリオ氏に浴びせた言葉、後者は2016年にラジオ局のインタビューで語った言葉だ。
 また、今年に入って話題になったばかりの、ボウソナロ政権の女性家庭人権相、ダマレス・アウヴェス氏が言った、「男の子は青の服を着て、女の子はピンクの服を着る」と英語で書かれたものも含まれていた。
 「私は今はブラジルには住んでいないけれど、これが私の祖国で今現実に起こっていることなの」とアリーネは語る。
 リオ・グランデ・ド・ノルテ州出身のアリーネは、10年ほど前からドイツに住んでいるが、彼女は過去にもファッション・ショーでブラジル絡みの政治的メッセージを発したことがある。ひとつは2013年、ブラジル国内の主要都市で公共交通機関の料金値上げに対する抗議が相次いだ時のビデオを上映しながら行ったものだ。2014年には、サッカーのワールド・カップのブラジル開催に抗議する内容のものを取り上げている。
 「ファッションは決して表層的なものでなく、政治や経済に関するメッセージも伝え得るものなの」とアリーネは主張している。(15日付DWサイトより)

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