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「ツイてる滑り出し」はどこまで続く?

15日のボウソナロ氏(Alan Santos/PR)

15日のボウソナロ氏(Alan Santos/PR)

 ボウソナロ氏の大統領就任から2週間が過ぎた。この間は、同氏の政治家人生の中でも最高の2週間だったのではないかと思われる▼ひとつは、年が明けてから続くドル安と株価の上昇だ。これには「左派でない大統領がついた」という市場の安堵感があることと、パウロ・ゲデス経済相が打ち出している公社民営化が国外の投資家たちにとっておいしく見えるためだろう▼そこに加えて12日に起こった、イタリアのテロ殺人犯チェーザレ・バティスティ氏の逮捕だ。逮捕したのはボリビアの警察で、逮捕命令を整えたのはテメル前大統領ではあったが、「バティスティ氏のイタリア送還」はボウソナロ氏の公約の一つだっただけに夢はかなったということになった▼

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