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《ブラジル》ミナス州=連邦政府が支援増額を約束=保健行政と事故後の対応で

追加支援について語るマンデッタ保健相(Wilson Dias/Agência Brasil)

追加支援について語るマンデッタ保健相(Wilson Dias/Agência Brasil)

 ブラジル保健省が29日、ミナス・ジェライス州に対し、通常の保健行政や同州ブルマジーニョでのダム決壊事故後の対応のため、1億9千万レアルの追加支援を約束したと同日付アジェンシア・ブラジルが報じた。
 この約束は、ミナス州保健局のジョゼ・ファラー・ジュニオル局長代行と、ルイス・エンリケ・マンデッタ保健相との会談でまとまった。
 会談予定はブルマジーニョの事故の前に組まれており、同州の保健行政のための必要が語られるはずだったが、マンデッタ保健相は「予期せぬ事故とその後の対応についても考慮すべきだと判断した」と述べている。
 同州は数年前から財政危機にあり、16年12月に財政上の緊急事態を宣言している。ファラー局長代行は、「我が州の財政は困窮しており、状況改善には国の援助が不可欠なため、追加支援を要請した」という。
 保健相は、追加支援は毎月の分割ではなく、年頭に一括支援する事も約束した。
 追加支援の一部は、予防接種ワクチン購入などに使われる。購入量は精査待ちだ。同州は薬品類を供給する業者への支払いが遅れており、資材購入も困難になっている。
 また、ブルマジーニョでのダム決壊事故関連では、負傷者への対応や、金属類を含む鉱滓による土壌汚染や水質汚濁に伴う健康被害回避も考慮された。健康被害回避のためには、ブルマジーニョや周辺地域での家庭訪問を強化。川や井戸の水を飲まない、土壌が汚染された地域や汚泥が流入した川で取れた魚や食料は口にしないといった指導の徹底を目指す。
 また、救助された生存者や負傷者、遺族らが陥りやすい、パニック状態やうつ病など、大規模災害時につき物の精神面でのケアも必要だ。
 保健相は、災害後のストレスに関する専門家や150床分の病室は既に確保されており、医薬品キットや小型トラック、全国からの医療関係ボランティアによる国家医療部隊を派遣する準備も出来ていると語っている。

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