エスピリトサント州南部ドーレス・ド・リオ・プレットで4日未明、夫に車で連れ出された36歳の女性が、顔が腫れ上がるほど殴られた後、街道脇に投げ出され、兄弟らによって発見されるという事件が起きた。
5日付G1サイト(6日にも更新済み)によると、ジャーネ・ケルビン氏はミナス州在住だが、カーニバル中は仕事の関係で、夫のジョナス・アマラル容疑者と共にエスピリトサント州に来ていた。同日は二人共フェスタに参加していたが、途中でアマラル容疑者がケルビン氏を車に押し込み、姿を消した。
アマラル容疑者は犯行後、ケルビン氏が裏切ったので彼女を殴り、街道脇に置き去ったとのメッセージを義兄弟達に送った。同容疑者は父親にも電話をかけて犯行について知らせ、「死にたい」とも伝えたという。ケルビン氏の兄弟達とアマラル容疑者の父親は、協力してケルビン氏を捜索。街道脇に倒れていた被害者は、彼らが呼んだ救急車で病院に運ばれた。
ケルビン氏の兄弟達によると、被害者と容疑者は1年半前に一緒になったが、被害者が容疑者の事を悪く言うのを聞いた事はなく、予期せぬ出来事に驚いているという。
ケルビン氏の顔は腫れ上がり、数カ所から出血していたが、命には別状はないという。警察は女性殺人未遂でアマラル容疑者を捜索している。
他方、ゴイアス州ゴイアニアでは4日午後、4カ月間の交際後、1カ月前に別れたいといわれた男性が、よりを戻そうとして女性を訪ねたが、断られ、2時間にわたり暴行。強姦後に立ち去るという事件が起きた。
被害者は42歳で、交際再開を断ったところ、男性が急に襲い掛かり、のどを締め上げたりしたと供述。これ以上抗えないと見て死んだ振りをしたら、男性は彼女を強姦して立ち去ったという。
2月17日にはリオ市バーラ・ダ・チジュッカで、55歳の女性がソーシャルネットワークで知り合った27歳の男性に寝ごみを襲われ、4時間にわたって、殴る、首を固めて締め上げるなどの暴行を受ける事件が起きたばかりだった。