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《ブラジル》マネーロンダリング追求機関は経済省の傘下に=左右両派の汚職議員が団結

上下両院合同委員会の様子(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

上下両院合同委員会の様子(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 【既報関連】行政改革を目的とした暫定令(MP)870号を審議していた上下両院合同委員会で9日、法務省管轄下の機関だった、金融活動管理審議会(Coaf)を経済省管轄とすることが決まったと、同日付現地サイトが報じた。
 Coafはマネーロンダリング(資金洗浄)に関連する犯罪の特定や追及を行う機関だ。「汚職に厳しい」とのイメージを打ち出し、元人気判事のモロ法相に反汚職の強い権限を与えようとしてたボルソナロ政権にとっては、再び、“すねに傷もつ”議員たちに裏切られた格好だ。

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