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東西南北

 19日の話題を独占したモロ法相の上院での質疑応答。朝から1日中生中継されたが、国民の反応は「五分五分」といった感じか。ツイッター上では、モロ氏を「英雄」と称えたり、「ラヴァ・ジャットを守れ」と鼓舞するハッシュタグも多く見受けられた。だが、その一方、フェイスブックのメディアの記事には、左派だけでなく、中道系のメディアでも、モロ氏の発言に対して笑いや怒りの絵文字が多くつけられており、コメントも厳しいものが少なくなかった。なお、モロ氏は18日にもSBT局のバラエティ番組「プログラマ・ド・ラチーニョ」に出演して釈明を行ったが、視聴率は同番組で今年最も低い数字だったという。
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 18日のコパ・アメリカでの対ベネズエラ戦を0―0の引分で終えたセレソン。ベネズエラは長年、「南米最弱クラス」のイメージが強いゆえか、試合後に「屈辱」と多くの国民が騒いでいた。だが、冷静に考えみれば、「決まった」と思ったシュートが3回も無効にされたのだから、さすがに、「それでも勝て」というのは難しいのでは。また、ベネズエラは、3月のアルゼンチンとの親善試合も3―1で勝利しており、決して油断できる相手ではない。
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 今日20日は聖体日(コルポス・クリスチ)の祝日のため、明日の金曜日も休みをとって4連休にする人が少なくない。予報だと、この4日間の天気は、晴れのち曇りの日が多く、雨は降らなさそうだが、日中の最高気温はいずれも20度台前半で、最低気温は15度以下と、やや肌寒い。上着を持って出かけた方が良さそうだ。

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