ホーム | Free | 有名演奏家・小田さん来伯=日本祭りで指導、各地巡回へ=「生命力に溢れた太鼓が特徴」

有名演奏家・小田さん来伯=日本祭りで指導、各地巡回へ=「生命力に溢れた太鼓が特徴」

得意とする大太鼓を叩く小田洋介さん(提供写真)

 「自分が今こうして幸せに太鼓を打てるのは、先人のおかげ。教えてもらったものを、ちゃんとした形で次の世代に伝えたい」―演出・作曲まで手掛ける和太鼓奏者・小田洋介さん(39、和歌山出身)=兵庫県姫路在住=が2日夜に来伯。聖市のニッケイパラセ・ホテルで関係者15人が集まって歓迎会で行われ、そう抱負を述べた。

 小田さんは17年9月まで太鼓芸能集団「鼓童」のメンバーとして日本をはじめ世界30カ国で演奏を披露してきた。坂東玉三郎が演出構成した『鼓童ワンアースツアースペシャル』『アマテラス』『DADAN』『伝説』『永遠』『混沌』の6作品に出演。「神秘」では演出補佐を務めた一流奏者だ。
 小田さんは「ブラジルは3回目。ここの太鼓のレベルはとても高い。国民性なのか、技術よりも勢いや生命力、エネルギーにあふれた演奏が特徴だ。太鼓はどんなに上手でも、生命力がこもっていないとダメ。だからブラジルに期待している」と語った。
 歓迎会で池崎博文リベルダーデ文化福祉協会会長は「全ての祭りは太鼓で始まる。太鼓はとても大事。小田さんにしっかり指導してもらいたい」、矢野ペドロさんは「先祖から受け継いだ日本人の精神をしっかりと小田さんから学びたい」とのべた。
 今回は、県連日本祭りの太鼓コーナーの責任者である矢野さんが個人的に招待。今週末から同コーナーに常駐して、来場者誰にでもワークショップや太鼓指導を行う。その後は、バウルー、マリリア、リンス、アチバイア、タウバテなどの太鼓グループに指導を行う。聖市では13、14日に愛知県人会でワークショップを開催予定。
 詳しい内容は問い合わせ先(電話=11・95162・2865、yosukeodanobrasil@gmail.com)まで連絡を。
 なお小田さんは10月に自作の曲を、アルゼンチンでオーケストラと一緒に演奏する予定とのこと。

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