ホーム | 日系社会ニュース | JICA=初の囲碁指導者、嶋脇さん=「初心者も気軽に会館へ」

JICA=初の囲碁指導者、嶋脇さん=「初心者も気軽に会館へ」

村井さん、嶋脇さん、小池さん

 国際協力機構(JICA)ボランティアの嶋脇雄一郎さん(31、青森県)が、8月からブラジル日本棋院で囲碁の指導を行っている。ブラジルJICAボランティアでは初の囲碁指導者。2日、嶋脇さんと同棋院の村井修理事長、小池庸夫(つねお)理事が来社した。
 嶋脇さんは「趣味程度だった」としながらも六段の実力者。10年程日本で会社員として勤め、30歳を過ぎたことを契機に「趣味の囲碁で仕事にしたい」と考え、海外にも興味があったことから、JICAボランティア応募を決めた。
 ブラジル滞在は2年の予定で「指導のためポ語を勉強している。先日、将棋の大会で日本からプロ棋士が来伯していたが、囲碁もこれから盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
 村井理事長らは2年前からJICAに囲碁指導者派遣を働きかけていた。そこに申し込んだのが嶋脇さん。応募は1人だけだったという。
 現在同棋院は、サンパウロ市の会館(R. Dr. Fabrício Vampré, 116 – Vila Mariana)で対局や指導、大会などの活動を行っている。会員は約60人で、嶋脇さんと同じ六段の棋士もおり、その中には非日系人もいる。
 会館は火~日曜日の午後1~7時に開放されており、ルールの分からない初心者から有段者まで気軽に対局でき、嶋脇さんや他の指導者から日ポ両語で指導を受けられる。毎月リーグ戦も開催されている。
 会費は一月120レアル。女性、85歳以上の高齢者、18~29歳の人は半額で、11~17歳は30レ。10歳以下の子どもは無料。会費を払わず、一度の利用ごとに10~20レの施設使用料を払うことも可能。
 問い合わせは同棋院(電話=11・5571・2847)まで。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 囲碁南米大会10日から=欧米韓からプロ棋士来伯2019年10月5日 囲碁南米大会10日から=欧米韓からプロ棋士来伯  ブラジル日本棋院(村井修理事長)は囲碁の南米大会「ラテンアメリカ囲碁コングレス」を10(木)~13日(日)の4日間、サンパウロ市の同棋院会館(R. Dr. Fabrício Vampré, 116 - Vila […]
  • ■今週末の催し2019年10月10日 ■今週末の催し  12日(土曜日)  ラテンアメリカ囲碁コングレス(ブラジル日本棋院)、同棋院会館(R. Dr. Fabrício Vampré, 116 - Vila […]
  • 《ブラジル》日本企業8社=説明会の手応えは十分=直接雇用、長く働く人希望=「技術の継承が悩み」2017年5月24日 《ブラジル》日本企業8社=説明会の手応えは十分=直接雇用、長く働く人希望=「技術の継承が悩み」  日本の経済産業省が主催する『合同企業説明会』が19から21日の間、サンパウロ市の文協とマリンガ市内ホテルで計3回開催され、合計の来場者は予想をはるかに超える267人だった。日本の素形材産業関連企業8社が参画し、直接雇用を前提に来場した求職者と直接面談を行ない、当地の状 […]
  • 《ブラジル》ミスニッケイ・オザスコ=タイナ・アケミさんに栄冠=美の秘訣は自信と笑顔2017年5月24日 《ブラジル》ミスニッケイ・オザスコ=タイナ・アケミさんに栄冠=美の秘訣は自信と笑顔  オザスコ日伯文化体育協会(ACENBO、荒木進会長)が主催する『2017年度ミス日系オザスコ』が20日夜同会館で開催され、12人の候補者が今年も美を競いあった。会場には家族や友人など約200人が駆けつけ、舞台には熱い声援が送られた。  轟太鼓の迫力ある演奏が舞台に花 […]
  • ■ひとマチ点描■結婚式のあでやかな着物展示2017年5月23日 ■ひとマチ点描■結婚式のあでやかな着物展示  ブラジル日本移民史料館では、文協ビル3階にあるショーケースで「結婚式の着物」の企画展示をしている。見学は無料。平日と土曜の史料館事務所の営業時間帯のみ見学できる。普通は入れない場所にあるため、3階でエレベーターを降りてすぐにある事務所で申し込みを。  さらに特別企画 […]