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ジェンダーギャップ指数=ブラジルは149カ国中92位=教育、健康改善で3ランクアップ

 スイスのジュネーブに本部を置く、世界経済フォーラム(WEF)が17日、世界各国の男女平等の程度を調査してまとめた「2019年ジェンダー・ギャップ指数」を発表。ブラジルは調査対象153カ国中92位(日本は121位)だった。17日付ブラジル紙が報じている。
 ブラジルの92位は前年の95位から3ランクアップだ。教育と健康の部門の指数は改善したが、経済や政治の部門での男女格差が大きいことが総合順位を下げている。
 同調査では、各分野で得られる機会やサービスを受ける権利の均等さの度合いが計測される。目的は世界中に存在する男女格差の問題に注意を向けさせ、その是正につなげていくことだ。
 WEFによれば、男女格差の是正は世界中で起こっており、去年から今年にかけて行った調査では、149カ国中101カ国で指数が向上したという。また、男女格差の解消に必要な時間の予測も、昨年の108年から、今年は99・5年へと短くなった。
 WEFの報告書はブラジルに関して、「前年度に比べて改善は認められるが、依然としてラ米諸国の中でも格差が大きい」としている。調査されたラテン・アメリカ諸国全25カ国の中でブラジルは22位だ。
 WEF創始者で主宰のクラウス・シュワブ氏は、「男女平等を推進することは、世界中で力強く公正な社会を築く基となる」と語っている。
 ブラジルは女性の平均寿命が男性より長く、健康と寿命の項目で上位につけている。また、識字率、初等、中等、高等教育を受けている比率など、教育面でも男女格差が少ないとされた。
 しかし、22人の閣僚中、女性は2人のみ、連邦議会の女性議員比率も18%で、政治参画の分野での評価が低かった。

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