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《ブラジル》グレンへの起訴は棄却へ=メンデス判事の暫定令効く

 ブラジリア連邦地裁は6日、「ヴァザ・ジャット報道」で知られ、セルジオ・モロ法相らの携帯電話のハッキングに協力したとして起訴された、米国人ジャーナリスト、グレン・グリーンウォルド氏への連邦検察庁からの起訴を棄却した。7日付フォーリャ紙が報じている。
 同地裁のリカルド・アウグスト・ソアレス・レイテ判事は、同氏に関しては、昨年8月にジウマール・メンデス最高裁判事が出した、「ヴァザ・ジャット報道に関してグレン氏を捜査することはできない」との暫定令が存在するため、起訴はできないとした。
 今回のグレン氏への起訴は、同氏がスノーデン報道などで国際的に有名なジャーナリストということもあって世界的に報じられ、「報道の自由を侵す」など、否定的な報道もなされていた。
 ただし、レイテ判事は、今回の判決の有効期限を「暫定令の有効期限が切れるまで」とし、それが切れれば判断が変わる可能性もある、との見解を示した。
 同判事は、1月に起訴状を提出した検察庁のウェリントン・オリヴェイラ検察官の「ハッカーとの会話で、グレン氏が携帯電話への侵入をたきつけた」とする見解に対し、同意できる要素があるとしている。また、メンデス判事の暫定令にも「道義的な疑問がある」との見解を示していた。

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