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東西南北

 ネット調査団体「GPSイデオロジコ」の調査によると、1年前は極右よりだったツイッター上の政治に関するインフルエンサー(意見が影響力を持つ人)が、中道寄りにシフトしてきているという。その現象は、ジョイセ・ハッセルマン下議やウィルソン・ヴィッツェル・リオ州知事といった、ボウソナロ大統領支持だった人に顕著だという。この傾向は、セルジオ・モロ前法相が辞任し、大統領とラヴァ・ジャット作戦との距離が遠のいた4月以降に特に顕著になったというが、大統領の支持率はそれ以降も大きくは変わってはいない。影響を持つ人の意見が変わる中、頑なに信念を守りたい支持者が抵抗している、といった図式だろうか。
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 2日のサッカーの全国選手権。敵地でのゴイアス戦に臨んだコリンチャンスは、試合終了直前のダニーロ・アヴェラールのゴールで2―1で勝利を飾り、16位から9位に浮上した。また、アリアンツ・パルケでのパルメイラス対インテルナシオナル戦は、1―1の引き分けに終わった。試合終了直前にルイス・アドリアーノがあげた得点で、パルメイラスが首位インテルの独走を食い止めた形だ。また、サントスは、好調の3位ヴァスコとの試合を2―2で引き分けた。
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 2日午前11時頃、サンパウロ市北部カショエイリーニャのファヴェーラで火災が発生した。瞬く間に火が広がり、消防車9台と消防士28人が動員されての消火作業にあたったが、焼け跡からは、4歳の男の子が炭化した状態で発見された。サンパウロ市では、8月29日にも東部ペーニャのファヴェーラで火災が発生し、9歳の少年が亡くなったばかりだ。

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