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《大志万学院》西国文香さんの著作刊行=学びと将来の夢を綴る

本表紙

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 大志万学院卒業生の西国(にしくに)・山口・文香さん(二世、18歳)が在学中に日本語で記した作文を1冊にまとめた本『光を目ざしての私のちっちゃな歩み』が刊行された。
 文香さんは2017年に大志万学園を、そして昨年に松柏学園を卒業した。在学中に習ったことや経験したことを日本語で書いた作文で、それを一冊にまとめた。全て日本語とポ語が掲載されており、日語からポ語への翻訳は兄の西国・山口・亜門さん(二世、20歳)が行った。
 文香さんの将来の夢は「料理人になり大勢の人を和食料理で幸せにする」こと。来年から2年間料理学校に通う予定だ。刊行にあたり文香さんは「当初、自分の作文が本になることを聞いて本当にびっくりしました」と語り、さらに「この本には学園での思い出、将来の目標などの思いがたくさん詰まっています。人生で挫折しそうになった時は、これを読んで多くの人に支えられて今ここにいることを思い出したいと思います」と笑顔で述べた。
 翻訳を担当した兄の亜門さんは「翻訳は時間がかかったけれど、妹の知らない面や思いなどを知るいいきっかけになってよかった」と胸中を語る。

右から父、西国幸四郎さん、文香さん、亜門さん

右から父、西国幸四郎さん、文香さん、亜門さん

 父の幸四郎さん(一世)は「『文香の作文を一冊の本にしましょう』と言ってくださった真由美先生に本当に感謝しています。これから大人になるに連れて大変なことも多いですが、そんな時はこの本を読み返して初心を思い出し、夢に向かって頑張ってほしい」との期待を込めた。
 松柏・大志万学園の斉藤永実(えみ)副校長は「今まで生徒の作文を本にしたのは初めてです。普段、文香はおとなしい性格ですが、素晴らしい目標をもっています。これからも輝けるよう努力して、素晴らしい料理で幸せにできるよう頑張ってほしいです」とエールを送った。
 同冊子は関係者への配布のみで販売や無料配布などは行っていない。

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